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“上手くいかない!”には理由があった!アサーティブコミュニケーションを身につけよう

精神保健福祉士・社会福祉士/コラムニストの久木田みすづです。


職場や友人とのコミュニケーションで、「上手くいかないな」と思ったことはありますか?相手と話がなぜか噛み合わなかったり、誤解されることが多い場合には、コミュニケーションの仕方に問題があるのかもしれません。


今回は、最近多くの企業でも取り入れられている「アサーティブコミュニケーション」について、詳しくみていきましょう。


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アサーティブコミュニケーションとは?


アサーティブコミュニケーションとは、「相手の想いを汲み取った上で、自己主張をすること」という意味を持っています。つまり、自分の話ばかりをしたり、主張を押し付けたりするのではなく、相手の意見に耳を傾けながら、相手の気持ちも自分の気持ちも尊重する会話方法のことです。

これは、「認知行動療法」と呼ばれる心理療法を元に作られたもので、社会生活を送る上で必須である“より良い関係づくり”のために用いられています。


近年、パワハラや職場でのいじめなど、会社の人間関係が上手くいかないことによって、会社を退職する社員が後を経ちません。そのため、このようなコミュニケーション方法を会社全体として取り入れている企業が増えていると言われています。


特に、上司と部下の間でこういったコミュニケーションを用いることにより、対等な関係が構築され、年齢や役職に縛られず、幅広い意見を出し合うことができるようになる効果があります。


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どんなふうに実践するの?


「アサーティブコミュニケーション」を用いる際には、「DESC法」を意識してみましょう。以下に、それぞれの方法について、職場に遅刻してしまった例を用いながら、説明します。


「D」:「Describe」

これは、ある状況が起きた時に、ひとまずは自分の感情は含めずに、客観的な事実をありのままに伝えることを意味します。 例えば、「あなたはいつも遅刻ばかりで信用を無くしますよ」という言い方ではなく、「今日は、始業時間から5分遅れてきましたね」などのような言い方が、これに当たります。


「E」:「Explain」

ある意見に対して、自分がどのように感じたのかということを、相手に伝えることです。この時、感情的になりすぎて、怒りのままに伝えることはしないようにしましょう。「ふざけるな!」ではなく、「時間になっても来ないので、心配しました」などというような気持ちを伝える方が効果的です。


「S」:「Specify」

自分の願いに対して、相手に具体的な行動をすることを要求するという意味です。 例えば、「遅れるかもしれないと分かった時点で、メールを入れてください」と伝えることなどを指します。


「C」:「Choose」

相手の反応によって、次に取る行動を選択する段階のことを言います。この際には、「連絡があれば待ちますが、なければ会議を始めます」など、分かりやすく伝えることがポイントです。


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職場の人間関係で困った時にできること


職場の悩みのほとんどは、人間関係が原因だと言われています。もし、職場の人間関係で悩んだり、苦しい思いをしている場合には、無理せず信頼できる同僚や、上司に相談するようにしましょう。職場の産業カウンセラーや、オンラインでのカウンセリングなどを利用することも検討してみてくださいね。


◆LIB Laboratoryの心理カウンセリング

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アサーティブコミュニケーションを利用することで、自分の言いたいことをきちんと伝えたり、他人の気持ちを理解することができるようになります。人間関係をより良くするために、こういったコミュニケーション方法を活用してみましょう。

また、普段から一人で悩みを抱え込みすぎず、信頼できる人に相談することも大切です。


今の人間関係をより良くするヒントとして、ぜひ参考にしてください。


 

参考URL

https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000202/

https://www.kaonavi.jp/dictionary/assertive/

 

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久木田 みすづ Misuzu Kukita


カウンセリングセンターや精神科病院に勤務。うつ病などの患者さんや、その家族に対するカウンセリング・相談や支援を経験。以前より好きだった「文章で表現すること」を活かし、現在はメンタルヘルス系の記事を執筆するライターとして、多くの人に心と体をケアする大切さについて積極的に伝えている。

<保持資格>日本心理学会認定心理士、精神保健福祉士(国家資格)、社会福祉士(国家資格)

https://www.liblaboratory.com/kukitamisuzu

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