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残暑での『体と心のケア』方法! まずは呼吸を穏やかに

最終更新: 3月2日

夏は気温が高いことから、ほんの少しの外出でも体力を消耗します。また、気温が高くなるにつれて、呼吸も荒くなり皮膚から汗を出し平常の体温を維持します。


しかし、介護する側は、 介護を受けている側の人を支えたり、励ましたり、自分の持っている力以上のパワーを必要とされます。まして、残暑が厳しい中、疲れとイライラ度も蓄積され、心身は疲労していることを実感することができると思います。真夏にハイキングに出かけるのと秋の涼しい時期に出かけるのでは、歩いている心持ちも違います。


今回は、 人間の臓器の中で一番 大きい肺と呼吸の関係性から心身のケアについてお伝えします。


残暑での『体と心のケア』方法1


■『荒い呼吸を穏やかに』呼吸と精神健康の関係


年々、がんの発生率が高くなっている中、非公開情報ではありますが実際に癌が直接原因で死亡するよりも、最終的には肺炎で亡くなるケースも多数あるということを大学院の授業の中で聞いたことがあります。


肺炎は予防ワクチンなどの普及によりヨーロッパなどでは肺炎で亡くなるケースが減少してきているといわれています。しかしながら、イギリス肺協会のデータでは、肺炎は5歳以下の子供や老人には特に、死亡リスクがある病気として知られています。

アメリカのCenters for Disease Control and Prevention (CDC)ではいくつかの肺炎にかかりやすいケースを説明していますが、その中のひとつに、がん患者が挙げられています。その理由は、抗がん剤などで免疫力が低いと、菌が体内に侵入しやすいため述べています。


肺は、人間の臓器の中でも一番大きなもの。そして生きるために必要酸素を取り入れる大切な器官なため、ここがなんらかの原因で弱まってしまうと、体内に酸素が行き渡らなくなり、脳も機能しなくなってきます。

酸欠の場合を考えると分かりやすいでしょう。酸欠の時は頭がクラクラし、体に力が入りません。肺炎などで酸素がうまく肺に取り込まれていない時など、血中の二酸化炭素値が上昇します。


フォーブズ誌によると2016年の研究結果では、脳幹の神経回路が、呼吸と脳の接続性が偶然発見されたことを記事にしています。さらに神経回路は呼吸のリズムによって調整されていることがわかり注目されているとも書かれています。ゆっくりと呼吸をすると回路の活動が低下し、 呼吸が早い場合は脳神経が活発になるということです。

また、同研究で神経回路の活動状態が感情に影響を与えることも研究結果でわかりました。


つまり、呼吸方法は体をしっかりと動かすためにも、気持を落ち着かせるためにも役に立つということです。



残暑での『体と心のケア』方法2



■『深呼吸』を毎日の日課に、一緒にできるエクササイズ


介護する人も介護を受ける人も、疲れてくると感情が高まり、心の行き違いが起こりやすくなります。

そこで、ぜひ一緒にできるエクササイズとして日課として取り入れることをお勧めしたいのは『深呼吸』です。

腕が挙げられる場合は、鳥が羽を広げるように胸を大きく広げながらお腹をへこましながら鼻で息を吸い込みます。もし腕を動かすことが難しい場合は、両手をお腹の脇に置きましょう。


深呼吸をしている時は目を閉じましょう。そして、お腹を今度はカエルのように膨らませながら、ゆっくりと口から息を吐き出します。

これを一回のエクササイズで5回行い、1日数回行えれば効果的です。



残暑での『体と心のケア』方法3


深呼吸の後は呼吸も穏やかになり、心も体もリフレッシュします。

時に老人の介護をしている場合は、一緒にエクササイズを行うことで、二人の共通項目が増え、関係性に変化が見られます

日常生活に取り入れやすいので、ぜひ試していただけましたら嬉しいです。



安藤 麻矢 Maya Ando (コラムニスト)

ライター歴20年。専門分野は社会科学。趣味は動物の短編を書いたりイラストを描いたりすること。同情よりも共感が少なくなっている世の中、小さな手助けが人の心を救えることを信条としている。米国大学にて心理学学位取得、香港の大学にて健康行動学でマスターを取得しており、グローバルな視点と知識をもとにしたコラムを執筆している。LIB Laboratoryでは自身の介護経験を通じて感じることを心理学的な視点を交えてお伝えしている。https://www.liblaboratory.com/andomaya

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