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親の介護をするにあたって

こんにちは、精神科医/コラムニストの岡田夕子です。


みなさんは、自分の親・配偶者の親を介護した経験はありますか?


もし、ないというのであれば、この記事を読んで、将来くる介護を少し、想像してみてください。今からできる準備に目を向けることができると思います。


親の介護をするにあたって1


“今”の状態を受けいれるために


ここでいう「今」というのは、介護が必要になったその時を示していると思っていてください。

親が、年齢と共に身体が弱っていくのは当然のことです。日々、過ごしていれば時間と共にその「老い」について子であるあなた自身も受容はできているのではないかと考えます。しかし、「認知症」などの病気を伴ってくると話は別ですよね。「あんなにしっかりした人だったのに」そう思わずにはいられない、ショックなできごとなのではないでしょうか。


親の介護をするにあたって2


受容できない自分を責める前に、カウンセリング


あなたがショックを受け、今の親の状態を否定する気持ちが生まれたとしても、そう思ってしまうことは当たり前のことです。あなただけでなく、あなたのお子さんや、家族の中にも、口には出さなくても同じ思いを抱いている方もいることでしょう。でも、その気持ちを責める必要はありません。繰り返しお伝えしますが、当たり前のことなのですから。


「家族ではない第三者の意見が聞けたら・・・」

「ゆっくり話を聞いてほしい・・・」


そういった方にはカウンセリングがおすすめです。第三者の話を聞きたい願いも、ゆっくり話を聞いて欲しい思いも、全て包み込んでくれるでしょう。


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どこまで頑張るかを決めておく


少し酷なお話ですが、自分の親の介護とはいえ、「(親が)死ぬまで絶対に自宅で面倒を見れるように頑張ろう」という願いは持たない方がいいでしょう。あなた自身も仕事をしているのでしたら、「日中はデイサービスに行ってもらって仕事をし、(親が)夜間の介護は自宅で頑張ろう」といったことでもかまいません。ご自身の心身の健康状態も考慮して、限界(ここまでは頑張るというライン)を決めておきましょう。そして、もう無理だと思ったら、ケアマネージャーに相談をしたり、老人保健施設などの施設を頼むことも考えましょう。


他者の力を借りることに罪悪感を持つことがあるかもしれませんが、それは悪いことではありません。あなたの大切な家族が、安心・安全な環境で楽しく暮らす方法を探っていった結果、施設がベストだと判断したというだけです。


介護に正解はありません。あの時どうしておけばベストだったのか、そう考えることはあるでしょうが、答えはないのです。その時々の決断に後悔を残さないようにしっかり考えることだけは怠らないようにしてくださいね


親の介護をするにあたって3


自分の愚痴の吐き場所を作っておく


介護をするにあたって、自分の辛い気持ちを吐き出せる場所を作っておきましょう。パートナーや兄弟、友人など、気軽に話を聞いてくれる人は、介護においてもきっと大きな心の支えとなるでしょう。


しかし、同世代の友人は、似たような悩みを抱えていることも多いです。最初は自分の愚痴を聞いてもらっていたはずが、いつしかお互いの愚痴の出し合いになり、気づけば友人の愚痴を聞いている時間の方が長くなって、電話が終わる頃にはヘトヘトに・・・。これでは意味がありません。


適切な距離感で自分の気持ちを話したいときには、カウンセリングを利用して気持ちを整理したり、自分を客観的に見つめたりすることもお勧めです。もし人に話すことが難しい時には、ノートなど紙に書き出すこともお勧めです。


気持ちを外に出す、ということが大事ですので、あなたに合った場所を見つけてみてくださいね。


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絶対にあってはいけないこと


私が考える絶対にあってはいけないことはたった一つです。

それは「介護している相手を嫌いになること」です。


長年共に生きてきた家族を嫌いになることは、とても悲しいことです。そして、亡くなった後のことは、公的機関はしてくれません。それは全て家族がすることです。そんなときに、思い出にも浸れずに、嫌いになった家族のものを処分するのは、辛く、悲しい気持ちになるのではないでしょうか。


嫌いになる前にできることはあるはずです。1人で悩まず、いろいろな方に相談して公開のない介護を選択していってください。


親の介護をするにあたって4


まとめ


今回は、親の介護をすることになったら、ということで書かせていただきました。介護している相手を嫌いにならないために、必要な支援は積極的に使い、自分の気持ちはカウンセリングでバランスを取る。そうして、いつ終わるかわからない介護を乗り切っていただけたらと思います。


親の介護をするにあたって5


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岡田 夕子 Yuko Okada


精神科医/コラムニスト

医師×YouTuber×Webライターとして、さまざまな分野で才能を発揮しています。運営するYouTubeチャンネル『精神科医・みずきのこころチャンネル』では、こころの病気・症状、お悩み解決の仕方などを、自分の体験談なども交えながら発信しています。

https://www.liblaboratory.com/okadayuko

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