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落ち込んでばかりはいられない!妊活時の生理期間の過ごし方

女性にとって生理を厄介な存在と捉えている方は多いように感じます。

通常の身体のサイクルでは月一度の訪れ。個人差はありますが、生理が来る前、生理中には腹痛や腰痛、頭痛、貧血などの症状が表れる女性もいて、そうした場合には心身的に不快感があるでしょう。

しかし、生理は女性の身体が妊娠することが出来る身体の証明の1つでもあります*1。更年期を迎えて閉経後には長年付き合った月一の訪れを懐かしく感じることもあるといいます。何れにしても、女性にとって生理とは非常に重要な存在であることは間違いありません。

今回は、妊活時の生理期間中の過ごし方について考えてみましょう。

*1:生理があっても排卵していない方もいますので、生理だけを妊娠できる目安にしないようにしましょう



■妊活と生理

妊活中の女性にとって生理はどのような意味を持つのでしょうか?

ただ単に面倒だと感じるだけではありません。妊娠できなかったことを意味するため、妊活中のカップルにとっては失望が伴います。今までの努力が水の泡に、希望までも押し流してしまう、そんな気分になる女性も多いのではないでしょうか。 妊娠していないことが判明し、“数日”は気分が落ち込み、また来月の結果を考えては不安になることもあるでしょう。

コラムで繰り返しお伝えしているように、妊娠の敵であるストレスが一時的にも心に負担を与えます。それ以外にも、妊娠を待ち望んでいるカップルの妊活への意欲も軽減させることもあるかもしれません。

ただ数日を超えても気分が沈鬱している状態であることは問題です。なぜなら、ストレスは身体の免疫を虚弱にして、身体が体外からの細菌などを容易に受け入れてしまうことになりかねないからです。生理のたびに多大なストレスを抱えるサイクルを毎月繰り替えすことは百害あって一利もありません。なぜなら、妊娠の機会は毎月やってくるからです。

次の妊娠の機会に備え、心身をしっかり健康的に整えてることに目を向けていきましょう。


■生理に落ち込む気持ちのケア方法

生理は女性が子供をお腹に宿すことが出来る身体を持っていることの印。もちろん妊活中に生理が来れば、落ち込みます。しかし、落ち込むのは1日、など自分でしっかりと期限を決め、生理があることを感謝して、その訪れは新たな機会と考えてみてはいかがでしょう。

また、生理中の経血の状態は健康のバロメーターにもなります。経血の色や量、塊があるかないか、などでご自身の健康状態を推察し、次回の妊活の準備に役立ててみましょう。

生理に対する心理的な認知を改め、ポジティブな意味に捉えるにはどのようなアイデアが浮かびますか。ご自身でも考えてみてくださいね。


◆心理カウンセリング


 

安藤 麻矢 Maya Ando

ライター歴20年。専門分野は社会科学。趣味は動物の短編小説を書いたりイラストを描いたりすること。同情よりも共感が少なくなっている世の中、小さな手助けが人の心を救えることを信条としている。米国の大学にて心理学学位取得、香港の大学にて健康行動学でマスターを取得しており、グローバルな視点と知識をもとにしたコラムを執筆している。LIB Laboratoryでは妊活中の心理に加え、自身の介護経験を通じて感じることを心理学的な視点を交えてお伝えしている。

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