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まさかマタニティ・ブルース?産後うつ??産後に違和感があるときの緩和法

更新日:2020年3月2日

出産して赤ちゃんと感動の対面を果たし、ひと息ついたのも束の間、赤ちゃんにおっぱいをあげたり、オムツを変えたりと忙しい毎日が始まります。

そんなときに気をつけたいのが、マタニティ・ブルース」と「産後うつです。

マタニティ・ブルースの症状や緩和方法、放置すると恐ろしい産後うつの症状、産後うつを防止するために実践したいことについて詳しくみていきましょう。


マタニティ・ブルースと産後うつ


■マタニティ・ブルースの症状


マタニティ・ブルースとは、産後から14日程度の間、下記のような情緒不安定になる状態のことで、「マタニティ・ブルー」や「マタニティ・ブルーズ症候群」などと呼ばれることもあります。


・不安で眠れない

・やる気が起きない

・急に悲しい気持ちになる

・なぜかイライラしてしまう

・何をしても興味が持てない

・喜びや嬉しさを感じない


マタニティ・ブルースの症状はおおよそ14日以内に気分が晴れる、と言われています。


マタニティ・ブルース


■マタニティ・ブルースの原因


出産のときに胎盤が赤ちゃんと一緒に出てしまうことで、体の中のホルモンは急激に減少します。ホルモンの変化に体がついていけないうえに、急激な環境の変化、赤ちゃんのお世話の忙しさ、睡眠不足などが重なり、情緒が不安定になってしまうのです。




■産後うつの症状


産後うつは、「産褥抑うつ症」と呼ばれることもあり、マタニティ・ブルースのような情緒不安定な状態が14日以上続いている場合に疑う必要があります。


産後うつ


■産後うつの原因


もともと女性は不安を感じやすいうえ、ホルモンの減少や赤ちゃんのお世話の忙しさ、「いい母親でいなければならない」という固定観念や世間からのプレッシャーも原因と言われています。

産後うつに移行するのはメンタル的な要因が大きいので、早い段階でココロとカラダをしっかりと休め、メンタルを回復させることが大切なのです。


産後うつ 原因 対処 対策


■「もしかして、マタニティ・ブルース?」と感じたら


もし、今回ご紹介したマタニティ・ブルースや産後うつの症状とよく似た状態に陥っていると感じたら、まずは周囲にいる人たちに相談し、赤ちゃんのお世話はご家族の協力やサポート制度などを利用して託す勇気を持ち、一度ゆっくりと休養をとりましょう。


それでも情緒が安定しない場合は、心療内科や出産した産婦人科に相談してみましょう。

もちろん、LIB Laboratoryでもご相談を受け付けています。

「こんな些細なこと、相談して大丈夫?」と悩まずに、お気軽に相談ください。

LIB Laboratoryでは、どんなに小さな違和感や悩み事にも真剣に向き合って、解決できる道を探ります。


LIB Laboratory カウンセリング


■身近にいる女性に「マタニティ・ブルースかも?」と感じたら


パートナーや家族の中によく似た症状の女性がいる場合には、まずはしっかりと休養が取れる環境を整えてあげましょう。

そして、カウンセリングを勧めたり、専門家とつないであげたりして配慮してあげてくださいね。