梅雨が明け、本格的な夏が訪れましたね。
まもなく8月8日、暦の上では立秋、秋が始まります。
これから夏の暑さと付き合いながら、秋に向けた準備を心と体はしていく必要があります。
夏の頑張りが、疲れとなって押し寄せる9月に少しずつ意識を向けていきましょう。
今回は、子育てや仕事を頑張ったママ&パパを容赦なく襲撃する「疲れ」にスポットを当て、疲れを癒す方法とともに疲労した心が癒される心理術をご紹介します。
■疲れには3つの種類がある
実は、疲れを大きく分けると、下記のように3つの種類に分けることができます。
肉体的疲労…筋肉の緊張や萎縮など
神経的疲労…眼精疲労など
精神的疲労…心配や緊張、ストレスなど
この3つの疲労には関連性があるため、効果的に疲れを解消していくためには、3つの疲労をすべてやわらげてあげることが大切です。
■疲れている心を癒す心理術とは?
ここでは、意外と抽象的に記されていることが多い「心の疲れを癒す方法」について少し詳しくみていきましょう。
心理的によいとされているのは、「ストレス源から離れること」と、「何も考えない時間を作ること」です。
心配事や緊張することの多い子育ては、知らず知らずのうちにストレスを蓄積している可能性が高いと言えます。
パートナーや両親などに子供を預け、森林浴や瞑想、ヨガなどをしながら、心とカラダを蝕むストレスを心理面からもやわらげてあげましょう。
■心とカラダの疲れをとるためのアプローチ法
下記の5つのことを実践する必要があります。
●姿勢を正す・同じ姿勢で長時間過ごさない
・血流が悪くなって乳酸が溜まるのを防ぐため
・筋肉に負担をかけないため
●適度な運動をする
・カラダを動かすことで血液の巡りがよくなり、筋肉に溜まっている乳酸を排出しやすくなる
●しっかりと休養をとる
・湯船に浸かって筋肉をほぐし、血液の巡りをよくして老廃物の排出を促す
・何も考えずに眠れる環境で、質のよい睡眠をとる
●カラダと心をリフレッシュさせる
・ストレス源から離れ、カラダと心をゆっくりと休ませる
●栄養たっぷりの食事をバランスよく、よく噛んで食べる
・ビタミン、ミネラル、鉄、カルシウムなどを含む栄養たっぷりの食事を、1日3回に分けてバランスよく食べ、栄養が不足しないようにする
・消化や吸収がよくなるようによく噛み、内臓への負担を減らす
■パートナーや両親の協力が得られないという人へ
各自治体によっては、「育児疲れ」という理由でも、子供を預けることができる「こどもショートステイ」があります。
かかる費用は所得や預ける子供の年齢、時間に応じて変動があり、日中のみの場合は、生活保護世帯で0円、非課税世帯では千円程度、それ以外の場合には2歳以上で3千円程度が多いようです。
インターネットで検索する場合には、「こどもショートステイ」と入力すると、「子どもショートステイ」「子供ショートステイ」などとヒットします。
ぜひ、ご活用ください。
■まとめ
子育てや家事には、夏休みがありません。
だからこそ、自分から積極的にカラダや心を休めてあげる必要があるのです。
ぜひ、今回紹介したような方法を試してみてくださいね。
山内良子 Ryoko Yamauchi
2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりながら、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、旅や暮らし、インタビューや経営者向けの記事など幅広く執筆中。「妊活WOMAN®コラム」では、学んだ心理学を活かしながら、女性の気持ちが軽くなるような記事づくりを目指している。
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