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赤ちゃんが欲しくなったら、妊活スタート前にやっておくべきこと

春はいのちの芽吹きを感じて、心があたたかくなりますね。季節の移り変わりと共にいろいろなことを考える中、「赤ちゃんが欲しい!」という気持ちに気づく人もいるでしょう。

今回は、妊娠を考え始めたとき、“プレ妊活”として妊活スタート前にやっておくべきことを5つご紹介したいと思います。



■パートナーと将来のビジョンを確認する

妊活において最も大切なのは、「パートナーと協力し合い、一緒に挑戦する」という姿勢です。赤ちゃんが欲しいという気持ちをパートナーと共有し、将来のビジョンについて話し合ってみましょう。子どもを望む気持ちは共通のものなのか、理想の出産時期や子どもの人数、築いていきたい家庭像、産後の人生設計など、お互いの考えを知っておくことが、妊活をスタートさせてからの食い違いを軽減してくれます。




■基礎体温の記録を始める

“プレ妊活”として必要なことの一つに、自分の基礎体温の記録が挙げられます。健康チェックや妊活のために産婦人科を受診するにしても、基礎体温のデータは大切な判断材料となります。基礎体温は、少なくとも3か月以上継続して計測することで体のリズムを知ることができるようになるため、妊活を考え始めた人はぜひ早目にとりかかってみてください。




■産婦人科を受診して体の状態を把握する

基礎体温の計測と並んで、産婦人科を受診し、自分とパートナーの現在の体の状態を把握しておくことは非常に大切です。妊娠は、自分とパートナー両方の体が健康であって初めて成しえる奇跡です。どちらか片方だけが受診するのではなく、2人揃ってチェックを受けることで、妊活の方向性を見出すことができます




■妊娠に適した生活スタイルへの移行

また、妊活に向けて、徐々に妊娠に適した生活スタイルに移行していくことも役立つでしょう。喫煙、飲酒、薬の服用などは妊娠にダイレクトに影響を与えます。それだけでなく、不規則な生活リズムや不健康な食生活、肥満や痩せすぎなども妊娠の可能性を低下させることがあります。しかし、いきなりすべてを改善し、妊娠に最適なライフスタイルにすることは難しいものです。妊活を考え始めたら、徐々に健康な生活様式に移行していくようにしましょう。




■カウンセリングでメンタルを整える

妊活は、時にメンタル面で非常につらい戦いになることがあります。妊活をめぐってパートナーとすれ違いが生まれたり、毎月生理が来るたびに「今月も授からなかった」と落ち込んだり…そんな精神面の乱れや過度なストレスは、体にも悪い影響を及ぼしてしまいます。そこでカウンセリングなどメンタル面でのサポートを上手に活用していくことは、妊活の大きな助けとなります。ぜひ気軽に、妊活の一環としてのメンタルケアを考えてみてください。



このような“プレ妊活”は、妊活をスムーズに始めるのに大いに役立ちます。妊活を始める前の心の準備にもなるでしょう。赤ちゃんが欲しくなったら、本格的な妊活を開始する前の下準備として、ぜひ取り組んでみてください。



◆心理カウンセリング


 

恵 理世 Riyo Megumi

コラムニスト/メンタルケアカウンセラー

専門は女性のための深層心理分析。産前産後のお母さんたちのメンタルケアを中心に活動。自身も不妊や流産に悩み、妊活の末、現在は一児の母。日英バイリンガルとして、世界各国の人々のカウンセリングを行ってきた経験と女性のメンタルケアに携わってきた臨床経験を活かし、グローバルな視点でのコラムを執筆している。

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