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妊活中カップルにおすすめ!5つのメンタルケア習慣

妊活中のカップルにとって、心身の健康は最も大切なことです。特にメンタルヘルスの状態は自律神経やホルモンバランスを左右するため、ストレスの多い妊活中は普段以上の積極的なケアが不可欠です。

今回は、妊活中のカップルが一緒に取り組める、メンタルケアに繋がる5つの習慣についてご紹介します。



①食事を一緒に楽しむ

食事は、日常で最も取り入れやすいメンタルケアのチャンスです。愛するパートナーと一緒においしい物を楽しんで味わうことは日々の活力となります。できれば一日に一度は、パートナーと食卓を囲めるようスケジュールを調整してみましょう。


また、妊活中は食事の内容にも気を付けたいものですが、たまには外食したり、2人の好きなものを気兼ねなく食べることが息抜きになります。



②スキンシップの機会を増やす

妊活中、タイミングをはかってセックスすることはもちろん重要ですが、「子どもを作るため」というプレッシャーがかかると、お互い単純には気持ちよくなれない面もあると思います。そんな“心のささくれ”を癒してくれるのは、あえて“子どもを作る”ことに直結しないスキンシップです。

手を繋ぐ、「おはよう」「いってきます」の挨拶にキスをプラスする、理由もなく抱き着いたり、マッサージをしたり、お風呂で相手の体を洗い、髪を乾かしてあげたり…スキンシップを通じて、言葉ではうまく言えない「あなたを愛してる」「触れ合うと落ち着く」という思いを表現してみましょう。



③「カップル」としてデートをする

2人合わせて休みを取り、子どもがいるカップルは子どもを預けて、2人きりのデートをしてみましょう。出会った頃の気持ちのときめきを懐かしんだり、そこから深まってきた絆と安心感を実感したり、カップルのデートにはさまざまな効用があります。「えっ、いまさら…?」と気恥ずかしいカップルも、妊活の一環としてぜひ挑戦してみてください。



④妊活以外の「共通プロジェクト」に取り組む

一緒に植物やペットを育てたり、2人で楽しめる趣味や習い事を始めることも、「妊活のことばかりで気が滅入る」という状況の改善に繋がります。ストレス発散と同時にお互いの新しい一面を知る機会になり、今までと違った会話や表情がきっかけで、パートナーを改めて好きになるかもしれません。


⑤悩みや不安をとことん吐き出す場を作る

妊活、妊娠・出産や新しい生活への不安や悩みを自分の中で押し殺し続けると、それが大きなストレスとなって健康を損ないかねません。時には腹を割って、言いにくい悩みや感情を打ち明け、お互いに労わり合いましょう。注意したいのは、お互いへの“攻撃合戦”にならないようにすることです。ムッとくることを言われたときは、まず「どうしてそんな風に言うの?」と、言葉の裏側にある気持ちに目を向けるようにしてみましょう。



このように、一緒にできるさまざまな行動や習慣を積極的に取り入れながら、互いの存在から得られる安心感を活かして、心身の安定に繋げていきましょう。それは同時に、妊活を通じてお互いをよりよく理解し、2人の絆をさらに深めていくことになります。

関係性の成熟は、妊活で得られる何よりの実りではないでしょうか。

カップルの健康を守り、愛と絆を強くする、そんな充実した妊活期間となりますように。



◆心理カウンセリング


 

恵 理世 Riyo Megumi

コラムニスト/メンタルケアカウンセラー

専門は女性のための深層心理分析。産前産後のお母さんたちのメンタルケアを中心に活動。自身も不妊や流産に悩み、妊活の末、現在は一児の母。日英バイリンガルとして、世界各国の人々のカウンセリングを行ってきた経験と女性のメンタルケアに携わってきた臨床経験を活かし、グローバルな視点でのコラムを執筆している。

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