top of page
検索

プレママだからできる赤ちゃんの睡眠リズムの作り方

このサイトでもお伝えしている通り、LIB Laboratoryでの妊活のゴールは「妊娠」ではなく「出産」です。その理由は、妊娠したい女性の願いはその手に我が子を抱くことであり、妊娠は通過点だと考えているからです。

子宮外妊娠・流産・死産など、さまざまな理由で妊娠継続ができなかった場合は、妊活の再スタートを切る必要がありますが、その時には適切なメンタルケアが必要です。また、そういう経験をした方の中には、妊娠中も不安定なメンタル状態で過ごしている方もいます。


「妊娠したら終わり」ではないサポートの仕方として、今後はプレママ向けの情報も発信していきます。

今回は、「プレママの今だからできる産後に向けた赤ちゃんに睡眠リズムの作り方」についてお伝えいたします。



■産後ママが大変なこと

産後ママに大変なことを聞くと、「寝かしつけ」「睡眠時間が取れない」など睡眠に関わる声を多く聞きます。

赤ちゃんはお腹にいるときは、母体のエネルギー消費が大きい昼間は寝てすごし、エネルギー消費が少なくなる夜に起きる生活をしています。そのため、生まれたときは昼夜逆転しているといわれています。

妊娠中から赤ちゃんの睡眠リズムを整えてあげることで、生まれてからもスムーズにお腹の外の世界に移行することができ、ママの体の負担も少なくすみます。



■胎児が睡眠リズムを整えることができる理由

胎児の光を感知する機能が完成するのは28週頃といわれています。28週頃に母体のお腹越しに光を当てると、胎児は目を閉じる「瞬目反射」を示します。また、30週になると、光の量に応じて瞳孔の大きさが変わる「対光反射」を示します。

睡眠は「光」と密接に関係していますが、この時期から日光を当てるなどすることで胎児の睡眠リズムを整えることができるようになるのです。胎児期から外の世界の生活にリズムに慣らすことでスムーズにお腹の世界に移行できる、というわけです。



■胎児の睡眠リズムを整える=母体の睡眠リズムを整える

胎児の睡眠リズムを整えるためには、まずは母体の睡眠リズムが整っている必要があります。なぜなら、胎児は母親のお腹の中にいる限り、母体と行動を共にするからです。もし、母体が昼夜逆転の生活をしていたら、自動的に胎児も昼夜逆転になってしまいます。


まずは、自分の睡眠リズムをしっかり整え、その時に赤ちゃんの睡眠リズムも一緒に整えていきましょう。



■睡眠チェックテストをやってみよう

下記に睡眠チェックテストを掲載しています。まずは何個チェックがつくか確認してみてくださいね。

  1. 寝床についてから5分以内に眠った

  2. 眠るまでに30分以上かかった

  3. 何らかの理由で、途中で起きてしまった

  4. 夜中に目が覚めて30分以上眠れなかった

  5. 予定より1時間以上早く起きてしまった

  6. 目覚めて寝床を出るまで15分以上かかった

  7. 十分眠ったはずなのに体がだるかった

  8. 起床4時間後に眠気があった

  9. 日中、ボーっとして集中力を欠くことがあった

  10. 起床11時間後(夕方)に居眠りをした​


いくつチェックが入りましたか。


実はこのチェックテスト、1つでもチェックが入ったら「改善の余地あり」ということなのです。

具体的にどのように改善を進めればよいかは、「どの項目にチェックがついたか + 睡眠記録」によって変わってきます。

今後開催する『プレママのための赤ちゃんの睡眠リズムの作り方講座』では、その方法を詳しくご紹介していきますよ。


 

*プレママ向け睡眠改善の体験者の声*

  • 妊娠中は、“出産”に意識が集中していたので、産後の生活を具体的に考えることができて良かったです

  • マタニティ期の睡眠を見直すきっかけにもなりましたし、産後も子どもとスムーズに生活をスタートすることができ、参加して本当に良かったです

  • これまで睡眠に問題があると思ったことがなかったので、さらに改善できることがあると知って驚きました!

 

ご興味のある妊活WOMAN®さんはぜひご参加くださいね。

◆LIB Laboratoryのイベント情報

 https://www.liblaboratory.com/

 

今井 さいこ Saiko Imai


LIB Laboratory代表。公認心理師/睡眠指導者。

高校生の時「環境が心に与える影響」に興味を持ったことから、大学で心理学を専攻。臨床心理学を中心に認知心理学、知覚心理学、行動心理学、生物心理学、発達心理学を学ぶ。

その後、社会人としてベンチャー企業に勤める傍ら、心理カウンセラーとしての勉強と実践を積み、女性向けカウンセリングを始める。

2013年から7年間妊活支援に特化した心理カウンセリングを提供。現在は、睡眠指導者やナチュラルライフセラピスト、アロマテラピーアドバイザーの知識も活かした心理カウンセリングにより、心身共に健康に導くカウンセリング、パフォーマンスを上げるための睡眠指導をおこなっている。

閲覧数:3回
bottom of page