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便秘体質だと妊娠できないって本当?便秘とストレスの関係性 -便秘を解消する心理学-

妊娠できないと悩んでいたら、「原因は便秘だった」という可能性もあるそうです。便秘が妊娠の妨げになる理由についてはもちろんのこと、便秘の種類によっては、ストレス緩和が便秘解消法の重要なポイントになることについても解説しています。

心理学を利用した簡単なストレス緩和の方法についても紹介していますので、食物繊維の摂取では便秘解消できなかった方も必見です!


■便秘体質だと妊娠しにくくなる理由

便秘だからといって妊娠できないわけではありませんが、便秘は妊娠しにくいカラダをつくっています。便秘になっている腸内というのは、環境が良くない状態です。腸内環境が良くないと免疫力が低下し、卵巣や卵子にも影響が及び、その結果、妊娠に必要な健康状態を維持できなくなってしまうのです。

また、免疫細胞の混乱をも引き起こし、精子を異物と認識して攻撃してしまうため、妊娠しにくくなってしまいます。


■便秘にも種類がある

妊娠を妨げる憎い便秘をどうにかしたいと食物繊維をたくさん摂っている方も多いようですが、便秘の種類によっては、食物繊維の摂取だけでは改善が難しい場合もあります。けれど、どの便秘のパターンにおいても、健康なお通じのためには男女ともに毎日20g以上の食物繊維を摂ることが推奨されていますし、水分を多めに摂り、有酸素運動をおこなうことも大切です。

今回は、食物繊維の摂取や水分、運動だけでは改善されることのない、「痙攣性便秘」の症状と解消法についてみていきましょう。


■ストレス緩和が重要なポイントになる「痙攣性便秘」

痙攣性便秘は、ストレスや副交感神経の強い緊張が原因の便秘です。お腹が張った感じがし、残便感を感じる人が多いのが特徴で、大腸がストレスで麻痺することで便が前に進むことができず、ウサギの糞のように硬い塊が出ることがあります。また、水のような下痢が出ることもあります。

このような痙攣性便秘の場合は、ストレスを緩和することで改善方法されることがあります。



■心理学を利用した簡単なストレスを緩和法

LIB Laboratoryの妊活コラムでも以前ご紹介した、「触れる」ことでオキシトシンが分泌され、ストレスが緩和されるという身体心理学を利用する方法もあります。(参照:『妊活中の体の相性~「わかってくれない」が妊娠を遠ざけないための心理学~』)旦那さんにお願いして、お腹をやさしく撫でてもらいましょう

また、「ストレスは自分が良い成長をするために必要なもの」などとプラスに考えるようにクセづけましょう。実は、スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニガル氏の研究結果から、ストレスを無害だと考える人たちは、ストレスによる死亡リスクは高まらないとされています。この結果から、ストレスをどう受け止めるかによって、ストレスは害にも無害にもなるということがわかります。

こういった心理学を利用してストレスを軽減し、妊娠や出産、赤ちゃんとの対面につなげていきましょう。


LIB Laboratoryの公式LINEではメンタルケアに関する情報を配信しています。ぜひご活用くださいね。


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山内良子 Ryoko Yamauchi


2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりながら、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、旅や暮らし、インタビューや経営者向けの記事など幅広く執筆中。「妊活WOMAN®コラム」では、学んだ心理学を活かしながら、女性の気持ちが軽くなるような記事づくりを目指している。https://www.liblaboratory.com/yamauchiryoko

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