top of page
検索

検査では問題なし!それなのに妊娠しにくい理由とは?

不妊治療に関する検査では、夫婦ともに全く問題がないのに、なかなか妊娠できない場合があります。不妊のスクリーニング検査などでひっかかる項目がないのに妊娠に至らない状態を「機能性不妊(原因不明不妊)」と言います。ただし、現在の検査では原因を特定できないものの、推定される他の原因がある場合もあります。

今回は、その「他の原因」にスポットを当て、その対策についても探っていきましょう。



■夫婦ともに問題がないのに妊娠しない理由が知りたい

一般の不妊治療に関する検査では、子宮や卵管、卵巣や精子、下垂体の状況について確認していきます。検査結果が問題なしだった場合、他に原因がないか詳しい検査をおこないますが、そこで原因がわかる確率は50%とも言われています。「問題なし」という結果だったにもかかわらず妊娠しない場合は、検査ではわからない他の原因がないかどうかを検討してみましょう。

医師などのアドバイスでもよく挙がる原因には、次のようなものがあります。

  • 神経質

  • 冷え性

  • 生理不順

  • ストレスの発散が下手(メンタル面の原因含む)

「仕事を辞めたら妊娠した」「妊活を止めたら妊娠した」「妊娠への執着を手放したら妊娠した」など「メンタル面が原因だった」という話は聞いたことがある妊活WOMAN®さんもいるのではないでしょうか。



■「メンタル面が原因で妊娠しにくいのかも?」と感じたら

ストレスの多い仕事に就いていたり、家事などで忙しい生活を送っていたりすると、どうしても自分自身を休ませてあげることが難しくなってしまいます。そのため、ストレスが蓄積されていまい、ホルモンのバランスが崩れてしまうのです。

ホルモンのバランスが崩れてしまうと、体調を崩しやすくなってしまい、結果、妊娠しにくくなってしまいます。

次の項目で、ストレスをやわらげる方法を紹介していますので、参考になさってくださいね。



■ストレスを上手にやわらげよう

ストレスをやわらげるために一番大切なこと、それは、しっかりと睡眠を摂ることです。

そして、体を休め、何もせずにゴロゴロできる時間も作りましょう。普段からアクティブで、隙間なく予定をびっしりと入れてしまう人は、知らず知らずの間に体が悲鳴をあげているかもしれません。

「そうは言われても、なかなかゆっくり休めない」という場合は、次の項目をご覧ください。


■心理学でストレスをやわらげる

ストレスを自覚して発散することを、「ストレス対処行動」と言い、生活していくために必要な行動のひとつです。「疲れているな」「ストレスが溜まっているな」と感じることは決して悪いことではありません。まずは、自分の体や心の声に耳を傾けてみましょう

ストレスを感じたら、規則的で軽度な運動の実践をおすすめします。

これは以前にもコラムで紹介している方法で、日本スポーツ心理学会が「規則的で経度な運動がストレスの軽減に効果がある」と伝えている方法でもあります。

また、「誰かに相談に乗ってもらう」などの、ソーシャルサポートもストレス緩和には有効です。無理をせず、穏やかな気持ちで過ごすことも、立派な妊活なのです。

メンタル面での原因も考慮に入れ、心のケアにも目を向けてくださいね。



◆心理カウンセリング

◆LIB Laboratoryのイベント情報

◆LIB Laboratoryの公式LINE


 

山内良子 Ryoko Yamauchi

2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりながら、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、旅や暮らし、インタビューや経営者向けの記事など幅広く執筆中。「妊活WOMAN®コラム」では、学んだ心理学を活かしながら、女性の気持ちが軽くなるような記事づくりを目指している。

閲覧数:57回
bottom of page