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妊活中の「まだ?」がつらいあなたへ。周囲の言葉と孤独感への向き合い方

※この記事は、2025年9月13日配信のPodcast「それ、わかるー!!」でお話しした内容をもとにまとめています。 ※配信エピソード:218.妊活中の「まだ?」がつらいとき。周囲の言葉と孤独感への向き合い方


結婚後、なかなか子どもを授からない時期が続くと、周囲からの何気ない一言が心に重く響くことがあります。「まだ?」と聞かれるたびに傷つき、友人との集まりにも行きづらくなる方も少なくありません。


この記事では、妊活中の孤独感や夫婦間のすれ違いに向き合うためのヒントをお伝えしています。


■こんな方におすすめの内容です


  • 妊活中で、周囲からの言葉に傷つくことがある方

  • 「子どもはまだ?」と聞かれるのがつらい方

  • 夫に気持ちをわかってもらえないと感じている方

  • 友人の妊娠・出産報告に複雑な気持ちになる方

  • 妊活の悩みを一人で抱えているように感じる方


妊活中の「まだ?」がつらいあなたへ。周囲の言葉と孤独感への向き合い方


妊活中の「まだ?」がつらく感じる理由


「子どもはまだ?」

「そろそろ考えているの?」


こうした言葉は、言う側に悪気がないことも多いものです。けれど、妊活中の方にとっては、その一言が大きなプレッシャーになることがあります。


心理学では、周囲から受ける期待や価値観による圧力を、社会的な圧力として捉えることがあります。妊娠や出産はとても個人的なことですが、周囲の何気ない言葉によって、「早く結果を出さなければいけない」「周りから遅れているのでは」と感じてしまうこともあります。


つらく感じるのは、心が弱いからではありません。大切なことだからこそ、周囲の言葉が心に深く届いてしまうのです。



「気にしなくていいよ」が寂しく感じるとき


夫に気持ちを話したとき、「そんなの気にしなくていいよ」と返ってくることがあります。

もちろん、夫としては励ましたい、安心させたいという気持ちで言っているのかもしれません。でも、言われた側としては、「そうじゃなくて、まずはつらさをわかってほしかった」と感じることがあります。


たとえば、「友人の集まりに行きづらい」という事実だけを伝えると、相手は「行かなければいい」「気にしなくていい」と解決策を返しやすくなります。

けれど本当は、「行きたい気持ちもあるのに、聞かれるのが怖い」「傷つくのがつらい」「一人で抱えているようで寂しい」という気持ちがあるのではないでしょうか。


夫婦で共有したいのは、行動の選択だけではなく、その奥にある感情なのだと思います。



夫婦で気持ちを共有するための小さな伝え方


妊活中の夫婦のすれ違いは、どちらかが悪いというよりも、「見えているつらさが違う」ことで起こる場合があります

そんなときは、責める言い方ではなく、自分の気持ちを主語にして伝えてみることが助けになります。


たとえば、「どうしてわかってくれないの?」ではなく、「『気にしなくていい』と言われると、私のつらさが伝わっていないように感じて寂しくなる」と伝えてみる。

あるいは、「解決策よりも、まず『それはつらかったね』って言ってもらえると安心する」と、してほしい関わり方を具体的に伝えるのもよい方法です。


相手に察してもらうのは、意外と難しいものです。だからこそ、自分の気持ちを少し丁寧に言葉にしてみることが、夫婦の会話を変えるきっかけになることがあります。



同じ経験をした人とつながる「ピアサポート」


妊活や不妊の悩みは、経験していない人には想像しづらい部分もあります。だからこそ、同じような経験をした人とつながることが、大きな支えになることがあります


同じ立場や似た経験をした人から受ける支えを「ピアサポート」といいます。


専門家に相談することとはまた違い、「私も同じように感じたことがある」「その気持ち、わかるよ」と言ってもらえるだけで、孤独感が少しやわらぐことがあります。

身近に話せる人がいない場合は、妊活や不妊治療に関する相談窓口、当事者同士のコミュニティ、信頼できる支援団体などを調べてみるのも一つの方法です。


無理にたくさんの人とつながる必要はありません。安心できる場所を一つ見つけるだけでも、心の支えになることがあります



妊活だけで日常がいっぱいになりすぎないために


妊活中は、どうしても妊娠すること、検査結果、周囲の反応などに心が向きやすくなります。それだけ大切なことなので、当然のことでもあります。


ただ、妊活以外の自分の時間が少しずつ減っていくと、心が休まる場所も減ってしまいます


たとえば、好きな飲み物をゆっくり飲む短い散歩をする気を遣わずに話せる人と会う趣味の時間を少しだけ持つ予定のない時間をあえて作る。

こうした小さなことでも、「妊活をしている自分」だけではない日常を思い出す助けになります。


必要に応じて医療機関に相談し、正しい情報を得ることも大切です。


そのうえで、日々の暮らしの中に、自分が少し安心できる時間を戻していくことも、心を守るための大切な工夫です。



一人で抱えきれないときは、相談していい


妊活中の悩みは、身体のこと、夫婦関係、周囲との距離感、自分自身の気持ちなど、いくつもの要素が重なりやすいです。

だからこそ、「これくらいで悩んではいけない」と思わなくて大丈夫です。つらいと感じているなら、その気持ちは大切に扱ってよいものです。


夫に気持ちを伝える。

同じ経験をした人とつながる。

医療機関に相談する。

カウンセリングで気持ちを整理する。


どれも、一人で抱え込まないための選択肢です。


今回のPodcast『それ、わかるー!!』では、妊活中の孤独感や周囲の言葉への向き合い方について、より日常に近い言葉でお話ししています。同じような気持ちを抱えている方は、ぜひPodcastも聴いてみてください。



*ご相談について同じような悩みをお持ちで、「一人では整理しきれない」と感じたときは、オンラインカウンセリングでお話を伺っています。 ▶ カウンセリングの詳細・お問い合わせはこちら


*Podcastについて

オンラインカウンセリングサロン「LIB Laboratory」代表の今井さいこと、ゆみこさんの2人でお送りしています。心理の専門家の視点から、日常に持ち帰りやすい形でお話ししています。


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