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仕事も家庭も中途半端に感じるあなたへ|キャリアと子育てのバランスに悩んだとき

更新日:5月8日

※この記事は、2025年9月6日配信のPodcast「それ、わかるー!!」でお話しした内容をもとにまとめています。 ※配信エピソード:217.仕事も家庭も中途半端に感じるときに。キャリアと子育てのバランスを考える


仕事も家事も育児も、毎日一生懸命やっている。それなのに「どれも中途半端」「もっとできるはずなのに」と感じて、自己嫌悪になることはありませんか。

特に30〜40代女性は、仕事の責任、子育て、家庭の役割が重なりやすい時期です。


この記事では、仕事と家庭のバランスに悩んだときの心の整え方をお伝えしています。



■こんな方におすすめの内容です


  • 正社員として働きながら子育てをしている方

  • 仕事も家庭も中途半端に感じてしまう方

  • 家事・育児をがんばっているのに自己嫌悪になりやすい方

  • 夫は協力的なのに、心のモヤモヤが消えない方

  • キャリアと家庭のバランスに悩んでいる方


仕事も家庭も中途半端に感じるあなたへ|キャリアと子育てのバランスに悩んだとき


仕事も家庭も「中途半端」と感じるのはなぜ?


今回のPodcastでは、正社員として働きながら小学生のお子さんを育てている38歳の女性からのお悩みを取り上げました。


仕事も家事も全力でやっているつもりなのに、どちらも中途半端に感じてしまう。夫は家事や育児に協力的だけれど、自分の中のモヤモヤが消えない。キャリアと家庭のバランスをどう取ればよいのかわからない、というご相談です。


このような悩みは、決して珍しいものではありません。


仕事では責任を果たしたい。母として子どもにきちんと関わりたい。家のこともできるだけ整えたい。自分のキャリアも大切にしたい。

どれも大事だからこそ、「全部できていない」と感じたときに苦しくなってしまうのだと思います。



いくつもの役割が重なると、心は疲れやすくなる


心理学には、ロールコンフリクトという言葉があります。これは、いくつもの役割が重なり、それぞれの期待や責任がぶつかることで、心の中に葛藤が生まれる状態を指します。


たとえば、職場では「責任ある社会人」として働き、家庭では「母」「妻」「家事を担う人」として動く。さらに、自分自身の人生やキャリアについても考えたい。


こうした役割が同時に存在すると、心の中で「あれもやらなきゃ」「これもできていない」と感じやすくなります。


大切なのは、これは努力不足ではなく、担っている役割が多いから起こりやすい反応だと知ることです。自分を責める前に、「今、私はたくさんの役割を抱えているんだな」と一度整理してみるだけでも、少し心の見え方が変わります。



100点を目指すより、「マスト」と「ベター」に分ける


仕事も家庭もがんばる方ほど、無意識のうちにすべてで100点を目指していることがあります

仕事も100点。家事も100点。育児も100点。妻としても母としても100点。


でも、現実には時間も体力も気力も限られています。すべてを完璧にしようとすると、できなかった部分ばかりが目に入り、減点方式になってしまいます。


そこでおすすめなのが、日々のやることを「マスト」と「ベター」に分けることです。


マストは、「今日これだけはやる」という最低限必要なこと

ベターは、「できたらいいけれど、できなくても大丈夫なこと」です。


たとえば、

  • 子どもの提出物を確認する

  • 明日の朝に必要なものだけ準備する

  • 夕食は簡単でもよいから用意する


ここまでできたら、今日のマストは完了。洗濯物をきれいにたたむ、作り置きをする、部屋を整えるなどは、できたら加点にしていきます。

「できなかったこと」を数えるのではなく、「今日の大事なことはできた」と見ていくことが、心の負担を軽くする一歩になります。



家のことは、一人で抱えなくていい


夫が協力的であっても、なぜかしんどさが残ることがあります。それは、家事や育児の実作業だけでなく、「何をいつ誰がやるか」を考える役割が、知らないうちに自分に偏っている場合があるからです。


家のことは、母だけが管理するものではありません。家族で暮らしている以上、家族で少しずつ回していくものです。


小学生のお子さんであれば、年齢に応じてできることも増えてきます。

  • 洗濯物をピンチハンガーから外す

  • 自分の食器を下げる

  • 明日の持ち物を自分で確認する

  • 簡単な調理を手伝う

  • ゴミをまとめる


最初は自分でやった方が早いと感じるかもしれません。けれど、家族が少しずつ関わることで、「家のことはみんなでやるもの」という感覚が育っていきます。

頼ることは、手抜きではありません。家族の中に役割を分け合う力を育てることでもあります。



「できていない私」より「今日できたこと」に目を向ける


仕事も家庭も大切にしている人ほど、自分への評価が厳しくなりやすいものです。

でも、毎日の中には、すでにできていることがたくさんあります


朝起きた。

子どもを送り出した。

仕事に行った。

誰かの話を聞いた。

夕食を用意した。

洗濯を回した。

今日一日をなんとか終えた。


それは、決して小さなことではありません。


寝る前に、「今日できなかったこと」ではなく、「今日できたこと」を3つだけ思い出してみてください。心が疲れているときほど、できていないことに意識が向きやすくなります。だからこそ、意識してできたことを拾う練習が大切です。


完璧にできた日だけが、よい一日ではありません。何とか回した日も、十分にがんばった一日です。



Podcastでも詳しくお話ししています


今回のPodcast『それ、わかるー!!』では、仕事・家事・育児を全力でがんばる方が、自己嫌悪に陥りすぎず、キャリアと家庭のバランスを考えていくためのヒントについてお話ししました。


「私も、仕事も家庭も中途半端に感じてしまう」

「夫は協力的なのに、なぜかモヤモヤする」

「もっと楽に考えたいのに、自分を責めてしまう」


そんな方に、少し肩の力を抜いて聴いていただける内容です。ぜひPodcast本編もあわせてお聴きください。



*ご相談について同じような悩みをお持ちで、「一人では整理しきれない」と感じたときは、オンラインカウンセリングでお話を伺っています。 ▶ カウンセリングの詳細・お問い合わせはこちら


*Podcastについて

オンラインカウンセリングサロン「LIB Laboratory」代表の今井さいこと、ゆみこさんの2人でお送りしています。心理の専門家の視点から、日常に持ち帰りやすい形でお話ししています。


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