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子どもが手を離れたのに何をしたらいいかわからない――自分の時間を取り戻すために

※この記事は、2026年3月21日配信のPodcast「それ、わかるー!!」でお話しした内容をもとにまとめています。


子どもが少しずつ手を離れ、ようやく自分の時間ができたはずなのに、「何をしたらいいのかわからない」と戸惑うことはありませんか。夜になると考え込んだり、テレビをつけたまま眠ったりする方もいるかもしれません。


この記事では、自分の時間に戸惑う理由と、今の自分に合う生活リズムを取り戻すための考え方や小さな工夫をお伝えしています。



■こんな方におすすめの内容です


  • 子育てが落ち着いたのに、やりたいことが見つからない

  • 自分の時間を有意義に使わなければと焦ってしまう

  • 夜になると考え事が増える

  • 家族中心の生活から、自分に合う暮らし方へ整えたい


子どもが手を離れたのに何をしたらいいかわからない――自分の時間を取り戻すために

子どもが手を離れると、なぜ戸惑うのでしょうか


子どもが小さい頃は、食事や送迎、学校の準備、習い事など、毎日の予定が子どもを中心に組み立てられています。「自分の時間がほしい」と思いながらも、自分が何をしたいかを考える余裕さえなかった方も多いでしょう。


ところが、子どもの成長とともに親の出番が減ると、それまで予定で埋まっていた時間に余白が生まれます。待ち望んでいたはずの時間なのに、いざ手にすると落ち着かない。これは不自然なことではありません。


心理学や心理療法では、生活の中で担ってきた役割が変わることを「役割の移行」と捉えることがあります。今は、これまでの自分から次の自分へ移っていく途中なのかもしれません。「やりたいことがない」と急いで結論づけなくても大丈夫です



自分の時間を無理に埋めなくても大丈夫


時間ができると、「趣味を見つけなければ」「何か有意義なことをしなければ」と考えがちです。しかし、自分の時間まで課題や目標でいっぱいにすると、せっかくの余白が新しい義務になってしまいます。


好きなドラマを見る、ゆっくりお茶を飲む、早めに眠る、何もしないでぼんやりする。それも、自分のための大切な時間です。

何もしない時間を過ごすうちに、「散歩してみようかな」「昔好きだったことをまたやってみようかな」と自然な興味が出てくることもあります。すぐに答えを出そうとせず、自分の気持ちが動き出すのを待ってみましょう。



夜に考え込むときは、答えを翌日に持ち越す


夜は一日の疲れがたまり、心配事を大きく感じやすい時間です。同じ悩みでも、朝や日中に考えると少し違って見えることがあります。


夜に考え事が始まったら、「これは今決めなくてもよい。明日の昼に考えよう」と保留にしてみてください。気になることをメモに一言だけ書き、考える時間を明るい時間帯へ移すのもおすすめです。


テレビをつけたまま眠ることが増えている場合は、タイマーを設定する、眠くなったらベッドへ移動するなど、できることを一つだけ試してみましょう。



家族基準の生活から、自分基準の生活へ


子育て中につくられた生活リズムが、今の自分に合っているとは限りません


夜に時間が余って考え込むなら、早めに眠り、朝に10分だけ好きな音楽を聴く。日中に散歩やストレッチをする。一人でカフェに立ち寄る。そんな小さな行動から始めてみてはいかがでしょうか。


大切なのは、世間から見て有意義かどうかではなく、「この過ごし方なら少し機嫌よくいられる」と感じられるかどうかです。いくつか試しながら、今の自分に合う生活リズムを見つけていきましょう。


Podcast『それ、わかるー!!』第243回では、自分の時間を無理に埋めない考え方や、心地よい生活リズムを見つけるヒントについてお話ししています。ぜひ音声でもお聴きください。



*ご相談について同じような悩みをお持ちで、「一人では整理しきれない」と感じたときは、オンラインカウンセリングでお話を伺っています。

▶ カウンセリングの詳細・お問い合わせはこちら


*Podcastについて

オンラインカウンセリングサロン「LIB Laboratory」代表の今井さいこと、ゆみこさんの2人でお送りしています。心理の専門家の視点から、日常に持ち帰りやすい形でお話ししています。


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