SNSで友人の結婚・出産報告を見ると落ち込むときに。周りと比べてつらい心を整えるヒント
- LIB Laboratory

- 2025年10月22日
- 読了時間: 6分
※この記事は、2025年10月18日配信のPodcast「それ、わかるー!!」でお話しした内容をもとにまとめています。
友人の結婚や出産の報告をSNSで目にしたとき、祝福したい気持ちはあるのに、心の奥がざわっとすることはありませんか。仕事は頑張っているし、日々の生活も大切にしているはずなのに、「自分だけ取り残されているのでは」と感じてしまうこともあるかもしれません。
この記事では、周りと比べてつらくなるときの心の整え方をお伝えしています。
■こんな方におすすめの内容です
友人の結婚・出産報告を見ると落ち込んでしまう方
SNSを見るたびに自分と周りを比べてしまう方
休日になると孤独感が強くなる方
仕事は充実しているのに、ふと寂しさを感じる方
自己肯定感が下がっていると感じる方

友人の結婚・出産報告に心が揺れるのは自然なこと
30代、40代は、結婚、出産、転職、昇進、家の購入など、周りのライフイベントが目に入りやすい時期です。
特にSNSでは、友人や知人の幸せそうな瞬間が次々と流れてきます。
結婚式の写真
赤ちゃんの誕生報告
家族旅行の投稿
そうした投稿を見て、「おめでとう」と思う気持ちと同時に、「私はこのままでいいのかな」と不安になることは、決して珍しいことではありません。
人は、自分の立ち位置を確かめるために、無意識に周りと比べることがあります。心理学では、こうした心の動きを「社会的比較」と呼ぶことがあります。比較そのものが悪いわけではありません。ただ、比較することで自分を責め続けてしまうと、心が疲れやすくなります。
まずは、「比べてしまう私はダメ」と考えるのではなく、「今、私は周りの変化に心が反応しているんだな」と受け止めてみることが大切です。
SNSでは“人の一部分”と“自分の全部”を比べやすい
SNSで見えるのは、その人の生活のごく一部です。けれど、見ている側はつい、その一場面を「その人の人生全体」のように感じてしまうことがあります。
一方で、自分については、仕事の疲れ、休日の孤独感、将来への不安、うまくいっていない部分まで全部知っています。そのため、SNSを見ると「相手の輝いている一部分」と「自分の不安を含めた全部」を比べてしまいやすいのです。
この状態が続くと、本当は仕事で頑張っていることや、日々積み重ねていることまで見えにくくなってしまいます。
SNSを見て落ち込むことが増えていると感じたら、少し距離を取ることも選択肢の一つです。
たとえば、
寝る前や休日の朝は見ない
見る時間を10分だけにする
心がざわつくアカウントは一時的にミュートする
など、取り入れられそうな小さな工夫でかまいません。
大切なのは、「SNSを見てしまう自分」を責めることではなく、「今の自分に合う距離感」を選び直すことです。
休日の孤独感は「つながり」を見直すサインかもしれません
平日は仕事で忙しく、目の前のことに集中しているため、寂しさを感じる余裕がないこともあります。けれど休日になると、ふっと時間が空き、急に孤独感が押し寄せてくることがあります。
この孤独感は、「誰かと一緒にいない自分はダメ」という意味ではありません。むしろ、自分にとって必要なつながりや、心地よい過ごし方を見直すサインとして捉えることもできます。
たとえば、休日を充実させるために、いきなり大きな予定を入れる必要はありません。
好きなカフェに行く
気になっていた本を読む
習い事やオンライン講座を探してみる
同じ趣味の人が集まる場所に参加してみる
信頼できる友人に短いメッセージを送ってみる
こうした少しの行動でも、「自分で自分の時間を選んでいる」という感覚につながります。
孤独感をなくそうと頑張りすぎるより、「どんなつながりがあると、少し心が温かくなるかな、安心できるかな」と考えてみることが、心を整える第一歩になります。
他人ではなく、過去の自分と比べてみる
周りと比べてつらくなるときは、比較の向きを少し変えてみることも役立ちます。
「友人は結婚しているのに、私はまだ」
「周りは出産しているのに、私は違う道を歩いている」
そんなふうに他人との違いばかりを見ると、自分に足りないものばかりが目につきやすくなります。
そのようなときは、過去の自分と今の自分を比べてみてください。
半年前の自分と比べて、できるようになったことは何でしょうか。
1年前の自分と比べて、乗り越えてきたことは何でしょうか。
以前より少し楽に考えられるようになったことはありませんか。
仕事を続けてきたこと、人間関係の中で工夫してきたこと、自分なりに生活を整えてきたこと。そうした歩みは、SNSには載らなくても、確実に自分を前進させている蓮です。
自己肯定感は、無理に「私はすごい」と思い込むことだけで育つものではありません。自分が歩いてきた道を丁寧に見直すことで、少しずつ積み上げられていくものでもあります。
「今の自分」を否定せず、少し視点を変えてみる
友人の結婚や出産を見て落ち込むとき、その背景には「自分も幸せになりたい」「納得できる人生を歩みたい」という願いがあるのかもしれません。
だからこそ、その気持ちを否定しなくて大丈夫です。
ただ、その気持ちが強くなりすぎて、今ある仕事の充実や、自分なりに頑張ってきた日々まで見えなくなっているなら、少しだけ視点を変えてみましょう。
「私は何がないのか」ではなく、
「今の私にあるものは何か」
「これからどんな時間を増やしたいか」
「どんな人とつながると心地よいか」
そんな問いに変えてみるだけでも、心の向きが少し変わることがあります。
今回のPodcastでは、SNSとの距離の取り方や、休日の孤独感との向き合い方、そして過去の自分と比べてみる視点についてお話ししています。
周りと比べて苦しくなるときに、「今の自分を責めすぎなくてもいい」と思える時間になれば嬉しいです。ぜひPodcast『それ、わかるー!!』もあわせてお聴きください。
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