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共働きなのに家事育児が私ばかり…夫に頼んでも伝わらないときの関わり方

※この記事は、2025年11月22日配信のPodcast「それ、わかるー!!」でお話しした内容をもとにまとめています。

※配信エピソード:228.共働きなのに家事育児が私ばかり…夫に頼んでも伝わらないとき


共働きで毎日忙しい中、家事も育児も自分が中心。夫に「助けて」と伝えても「俺だって忙しい」と返されると、悲しさや怒りだけでなく、夫婦の気持ちが離れていくような不安を感じることもあります。


この記事では、夫にも家事育児を担ってもらうときの伝え方や、夫婦でわかり合える部分を少しずつ広げる工夫をお伝えしています。



■こんな方におすすめの内容です


  • 共働きなのに家事育児の負担が自分に偏っていると感じる方

  • 夫に「手伝って」と言っても伝わらず、疲れてしまった方

  • 夫婦の会話が事務連絡ばかりになっている方

  • 夫の休日の過ごし方にモヤモヤしている方

  • 夫婦の気持ちが離れていくようで不安な方


共働きなのに家事育児が私ばかり…夫に頼んでも伝わらないときの関わり方


共働きなのに家事育児が私ばかり、というしんどさ


共働きで子どもがいる家庭では、仕事、家事、育児、学校や園の準備、予定管理など、見えにくいタスクがたくさんあります


特に30〜40代女性は、仕事でも家庭でも役割が増えやすい時期です。


「夫も仕事で忙しいのはわかる。でも、私も忙しい」

「休日くらい、少しは家のことを見てほしい」


そう感じるのは、とても自然なことです。


家事育児の負担が偏ると、単に作業量が多いだけでなく、「私の大変さをわかってもらえていない」という孤独感につながることがあります

そして何度も伝えても変わらないと、だんだん話すこと自体が面倒になり、夫婦の会話が子どもの予定や買い物などの事務連絡だけになってしまうこともあります。



「助けて」が伝わらないときに起きていること


夫に「助けて」と伝えたとき、「俺だって忙しい」と返されると、会話がそこで止まってしまいますよね。


本当は、責めたいわけではなく、「少しでいいから一緒に担ってほしい」「私のしんどさをわかってほしい」という気持ちがあるのだと思います。

一方で、相手が「責められている」「やらされる」と受け取ると、反射的に言い返してしまうことがあります。


心理学には「心理的リアクタンス」という考え方があります。人は、自分の自由や選択肢が奪われたように感じると、反発したくなることがある、というものです。


たとえば、子どもに「勉強しなさい」と言うと、「今やろうと思ってたのに」と反発されることがありますよね。

それと少し似ていて、大人同士でも「やって」と言われると、内容そのものよりも“やらされている感じ”に反応してしまうことがあります


もちろん、これは妻側が悪いという話ではありません。ただ、相手の反発を少し減らす伝え方を知っておくと、会話の入口が変わることがあります



夫にも役割を担ってもらうときは「選べる形」にしてみる


家事育児を夫にも担ってもらうときは、できるだけ具体的に、そして相手が選べる形にするのが一つの工夫です。


「手伝って」ではなく、

「洗濯物をたたむのと、お風呂を沸かすの、どちらかお願いできる?」


「子どものこと見てて」ではなく、

「10分だけ宿題を見てもらうのと、明日の持ち物を一緒に確認するの、どっちならできそう?」


というように、実際にやることの内容を具体的にします。


ポイントは、相手に丸投げするのではなく、選択肢を渡すことです。どちらを選んでも家事育児に関わることにはなりますが、「自分で選んだ」という感覚があると、反発が少しやわらぐことがあります


また、夫の分担内容は最初から大きくしすぎないことも大切です。


いきなり「休日はもっと家族優先にして」と言うより、「午前中の30分だけ子どもと遊ぶ時間を確保できる?」「出かける前に洗い物だけお願いできる?」のように、小さく始めると「そのぐらいならできる」と受け入れられやすいです。



「わかり合えない部分」だけを見すぎない


夫婦関係がしんどくなると、どうしても「わかってくれないところ」に目が向きやすくなります。


もちろん、わかってもらえないつらさは軽く扱わなくていいものです。ただ、関係を少し整えていくためには、「すでに少しでも共有できている部分」を見つけることも助けになります。


  • 子どもが言ったかわいい一言

  • 学校や園での出来事

  • 家族で笑えた場面

  • 夫が少しだけ関わってくれたこと

  • 子どもの成長を一緒に喜べた瞬間


こうした小さな共通体験は、夫婦の会話を「お願い」や「不満」だけにしないための土台になります。


「今日、子どもがこんなこと言っててね」

「この前のあれ、ちょっと助かった」

そんな短い言葉でも、夫婦の間にある“共通の場所”を少しずつ広げるきっかけになります。



「私ばかり頑張る」にならないために


ここで大切なのは、妻だけが頑張り続けることではありません。

夫婦関係を整えるための工夫が、さらに自分を追い込むものになってしまっては苦しくなります。まずは、「これならできそう」と思えることを一つだけ選んでみてください


たとえば、


  • 夫が担う内容を一つだけ具体的にする

  • 「どっちならできる?」と選択肢にする

  • やってくれたことに短く「ありがとう」と伝える

  • 子どもの話題など、共感しやすい会話を一つ増やす

  • 疲れている日は、無理に話し合おうとしない


夫婦の関係は、一度の話し合いですべてが変わるものではありません。だからこそ、正面からぶつかるだけではなく、小さな関わり方を重ねていくことが大切です。


そして、「もう一人では整理しきれない」と感じるときは、誰かに話してみることも選択肢の一つです。気持ちを言葉にすることで、自分が何に傷ついているのか、何を望んでいるのかが少し見えやすくなることがあります。


Podcast『それ、わかるー!!』第228回では、今回のテーマについて、もう少しやわらかく日常の言葉でお話ししています。「夫に頼むのも疲れた」「でも、このままでいいのかな」と感じている方は、ぜひ聴いてみてください。



*ご相談について同じような悩みをお持ちで、「一人では整理しきれない」と感じたときは、オンラインカウンセリングでお話を伺っています。

▶ カウンセリングの詳細・お問い合わせはこちら


*Podcastについて

オンラインカウンセリングサロン「LIB Laboratory」代表の今井さいこと、ゆみこさんの2人でお送りしています。心理の専門家の視点から、日常に持ち帰りやすい形でお話ししています。


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